児童精神科
学習障害(限局性学習症)
学習障害(限局性学習症)は、読み書き能力や計算力など学習能力の一部に困難をもつ神経発達症です。
学習障害には、読字の障害を伴うタイプ、書字表出の障害を伴うタイプ、算数の障害を伴うタイプの3つがあります。
学習障害には的確な診断・検査が必要です。認知機能検査(WISC, KABC)の結果と、学習到達度学習の状況や環境などの情報を総合して診断します。
一人ひとりの認知の特性に応じた対応法が求められます。
ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)などを伴う場合には、それらを考慮した配慮、学習支援も必要となり、家庭・学校・医療関係者の連携が欠かせません。