児童精神科
自閉スペクトラム症
自閉スペクトラム症とは、これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群など、いろいろな名称で呼ばれていたものの総称です。
さまざまな要因から起こる、生まれつきの脳機能障害です。自閉スペクトラム症の人々の状態像は非常に多様です。
診察室での様子に加えて、普段の症状や生育歴などの情報から診断します。
補助の目的で評価尺度(CARS、PARSなど)や認知機能検査(WISCなど)を行います。心理的な問題があれば、心理検査を行います。
個々のニーズに合った適切な療育・教育的支援につなげていく必要があります。
興奮などが強いときには、薬物療法を行います。